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2012/08/05

 1980年代、市民ランナーにとって山西哲郎は教祖だった。山西さんの出身が鳥取。家は砂丘のすぐ裏手にある。小さい時から砂丘まで走り、砂丘を走っていたという。そういう経験がリディアードやセラティへの共感につながっていたのだろう。当時山西さんが出した「走る世界」という本は、積極的にロードレースやマラソンに出たぼくらにとってはバイブルのようなものだった。
 山西さんとともに、その「聖地」に訪れた。翌日のオリエンテーリング講習のため、鳥取大学の地図を仕上げ、日本海に沈む夕日を見、おいしい日本海の幸をいただき、朝早くから砂丘で裸足走。山西哲郎の走る世界の再体験だ。オリエンテーリング講習が本来の来訪目的だから、こちらは「ついで」のはずだが、本務を上回る大満足感。と思いきや、講習も高校生から定年後のシニアまで多様な人たちが、ともにオリエンテーリングをどう活かすかをワークショップ形式で話しあい。思いの外盛り上がった。ロンドンに負けないinspiring a generationな体験。

▼朝からはだしで砂丘を走る

Sakyuu

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