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2012/07/23

白馬岩岳ロゲイニング

 昨年までの森林公園でのロゲイニングに代わって、今年からは白馬岩岳でエバニューをメインスポンサーとするロゲイニングイベントを実施した。告知が遅かったため、2週間ほど前まではほんの20人ほどの申込者。最後に頑張って、ある程度かっこがつく程度の人数が集まった。
 僕にとっての収穫は、それ以上にロゲイニング(あるいは地図を使って大自然の中をナヴィゲーションする競技)の魅力に気づく人に出会えたこと、そして白馬がそれを受け止める熱い心を持っていることを知ったことにある。
 キーマンとなったエバニューのMさん、5月に行った最初のミーティング当時はロゲイニングについて全くの素人だったが、終了時にはロゲイニングの現状はもちろん、その潜在的な可能性と魅力を完全に把握していた。その思いを受け止めた実行部隊である白馬の若者(といっても30歳代後半)たちも、白馬の魅力について熱く語るとともに、はじめてとは思えないほど、ポイント設定をきっちりやってのけた。普段からスキー場のパトロールなどをして、山を知り尽くしているからこそだろう。
 彼らの理解と協力を導いたオリエンテーリングの日本代表小泉の功績も大きい。スキー場を管理する会社ですらもっていない岩岳一山の地図をたかだか3時間くらいの調査と2時間程度の作図で形にしてしまう作業ぶりは、アウトドアを生業にするプロにとっても十分インパクトがあったはずだ。
 本気になった彼らは、その日の打ち上げにはすでに来年度の具体的日程の詰めに入っていた。来年の白馬ロゲイニングが楽しみだ。

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△地元ファミリー。5歳の女の子を時にだっこしたお父さん。堂々の総合5位。娘さんも「冒険!いきたい!」と大喜びだったとか。

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△適度にススキのあがった(霧雨模様の)スキー場は、ナヴィゲーションという点でも格好の舞台だった。

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2012/07/15

日本の首都、世界の首都、静岡へ!

今年度の有度山ロゲイニングのテーマは「日本の首都、世界の首都、静岡へようこそ!」。2年続いた清水区めぐりを一休みして、駿河区・葵区を巡る。「日本の首都」はなんとなく分かっていただけるだろうか?折しも家康没後400年の2015年に向けて「余は此所に居る」プロジェクトが展開されている。

 「世界の首都」?

気になる方は是非、静岡駅新幹線下りホームに降りたってください。

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ミラクル・ボディー

昨日NHKのミラクル・ボディー、見応えがあった。世界最速の男ウサイン・ボルトの秘密なのだが、決して身体的に恵まれた訳ではなく、むしろ脊柱湾曲症の持病を持つという。その克服の努力があればこその世界最速なのだが、そこには体の歪みも一役買っているという。フィクションだったらご都合主義のストーリーを鼻で笑いたくなるくらいだ。
 今日は内村航平、明日はケニアランナーだという。かつてのBBC番組番組を彷彿させる堅実な作りが好感。なお長距離走者にとってはケニヤランナーの秘密を解き明かした忠鉢信一「ケニア!彼らはなぜ速いのか?」がスポーツ科学の入門書としても面白い

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2012/07/13

白馬のロゲイニング、コンセプトは将来性を感じたのだが、告知期間が短く、エントリーはトホホの状況。ポジティブに捉えれば賞品もらい放題!?

まだエントリーはやっています。海の日の週末はお休みの人はぜひ。もうつゆも開けていると思うぞ。

http://www.evernew.co.jp/outdoor/news/2012/06/721.html

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2012/07/09

霧ヶ峰ロゲイニング

 年中行事となった霧ヶ峰ロゲイニング、今年はいくつかのチームから挑戦状をたたきつけられていた。昨年1点差で交わしたチーム遠足(渡辺・大沢ペア)、オリエンテーリングの全日本でメダルを手にした瀧川+TREKNAOの伊藤奈緒。チーム遠足は昨年さんざん悔しさを煽っておいたので、予想通りの挑戦状。競技者たるもの、競い合う相手があってこそゲームが楽しくなるものだ。
 今年の霧ヶ峰ロゲイニングは、6年に一度の大祭御柱祭の柱を切り出す観音沢に最高得点のポイントをおきながら、プランナーの木村君は「時間もかかるし、危険」と、競技者を惑わすようなメッセージ。地図を見ると、観音沢には二つのCPがあり、二つとると240点になる。登りも180mそこそこで、躊躇する理由はなさそう。これまではスピードが落ちるからと避けていた西の巻き道も203点の高配点。これはコースが西を回りなさいと言っている。スタート周辺から西側の高得点をなめて、2時間程度、その後車山方面に展開して、タイムを見ながらループの大きさを決めるという戦略でスタート。
 霧ヶ峰高原の南の踊り場湿原も、巻き道も、観音沢も予定通りこなして、きれいに2時間でクリア。予定通りのタイム。1時間あたり6km強進んでいるので、車山へ至る外周と内周のCPを全てとって約12kmなので、車山肩までのタイムもほぼ予想通りの2時間弱でいけるだろう。車山肩まで3:45を切っていれば、ループを広げて車山スキー場のリフト乗り場方面に展開できる可能性が生まれる。その展開予想を田島に伝えて、中盤をスピードアップ。おかげで外周に予定より若干早く入ることができたが、登りで田島のペースが上がらない。車山肩の83では、3:48。
 ループを拡大して、車山スキー場方面に展開することは無理ではないが、結局その周囲にある200点のうち80点しかとれない可能性も高い。それなら早めに戻れば、車山からの下りで脇道にある80点で埋めることができる。もっと時間が余るなら63をとりにピストンすることもできる。そんなこんなと今日の田島の体力的な状態を考慮して、車山山頂の104をとって、降りることにする。標高差たかだか100mだが、直登はこたえる。
 83ごろ、ハイドレーションの水がなくなった。車山肩の小屋で水を手に入れようとしたが、トレイルに近い売店にあったのはビールとラムネ。仕方なくラムネを購入するが、売店の売り子が開け方を知らない。いらいらしながら試行錯誤して、ようやく飲み干したが、動き出してコンパスを忘れているのに気づいた。戻ってみるが見つからない。もう探している時間はないので、諦める。帰りによって探そう。
 あとは予定とおり60と40、そして80によってゴールに向かう。10分少々余ってしまった。ちょっと悔しい。こうなると途中スキップした31が惜しくなるが、あの状況では捨てるのが正解だっただろう。
 結果、1位になったが、チーム遠足は減点抜きなら同点。減点もたかだか1分30秒だから、結果として200点差。今回は1月前の富士山麓ロゲイニングで大沢さんがひざをケガをしていたので、本調子ではなかったようだから、減点がなければきわどい勝負になっていただろう。

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2012/07/02

エバニューミニロゲイニングのお知らせ

7月21日(土)は岩岳(白馬)でミニロゲイニング大会。これまでの森林公園でのイベントのアップグレード版。翌日はGPS講習をはじめ、いくつかのオプションも充実。

http://www.evernew.co.jp/outdoor/news/2012/06/721.html

に情報が掲載されていますが、写真みるだけでもそそられます。

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