白馬岩岳ロゲイニング
昨年までの森林公園でのロゲイニングに代わって、今年からは白馬岩岳でエバニューをメインスポンサーとするロゲイニングイベントを実施した。告知が遅かったため、2週間ほど前まではほんの20人ほどの申込者。最後に頑張って、ある程度かっこがつく程度の人数が集まった。
僕にとっての収穫は、それ以上にロゲイニング(あるいは地図を使って大自然の中をナヴィゲーションする競技)の魅力に気づく人に出会えたこと、そして白馬がそれを受け止める熱い心を持っていることを知ったことにある。
キーマンとなったエバニューのMさん、5月に行った最初のミーティング当時はロゲイニングについて全くの素人だったが、終了時にはロゲイニングの現状はもちろん、その潜在的な可能性と魅力を完全に把握していた。その思いを受け止めた実行部隊である白馬の若者(といっても30歳代後半)たちも、白馬の魅力について熱く語るとともに、はじめてとは思えないほど、ポイント設定をきっちりやってのけた。普段からスキー場のパトロールなどをして、山を知り尽くしているからこそだろう。
彼らの理解と協力を導いたオリエンテーリングの日本代表小泉の功績も大きい。スキー場を管理する会社ですらもっていない岩岳一山の地図をたかだか3時間くらいの調査と2時間程度の作図で形にしてしまう作業ぶりは、アウトドアを生業にするプロにとっても十分インパクトがあったはずだ。
本気になった彼らは、その日の打ち上げにはすでに来年度の具体的日程の詰めに入っていた。来年の白馬ロゲイニングが楽しみだ。
△地元ファミリー。5歳の女の子を時にだっこしたお父さん。堂々の総合5位。娘さんも「冒険!いきたい!」と大喜びだったとか。
△適度にススキのあがった(霧雨模様の)スキー場は、ナヴィゲーションという点でも格好の舞台だった。
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