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2012/03/30

富士山麓ロゲイニング

6月2日(土)に朝霧野外活動センターと共催で12時間ロゲイニングを実施する。朝7時ごろにスタートでゴールは19時ごろなので、薄暗くはなるが、夜間行動というほどでもない。朝霧高原から白糸地区、山宮地区までの大自然から歴史をたっぷり堪能できる。土曜日の夜には、そのまま交流会でルート検討なども行う予定の他、この朝霧野外活動センターのイベントが縁で結ばれた小泉成行+香楠夫妻のお披露目パーティーも(出演交渉中:-<)。

詳しくは、

http://homepage2.nifty.com/MNOP/event/12hfuji2012.htm

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源頼朝が馬をつないだという伝承の残る狩宿の下馬桜も、広大な競技範囲に含まれている。

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2012/03/29

クイックOの可能性追求

静岡キャンパスの学生がたった3名になってしまった静大は、待ったなしの土俵際。勧誘のためのシナリオづくり、ロールプレー、その他やれることはなんでもやってみようという方向に誘導した。勧誘場面ではゲーム的に体験できるクイックOも実演・体験会形式でやることにした。新入生がぞろぞろ歩いているところで、「オリエンテーリングの体験的ゲームやってます~。参加すればうまか棒進呈。今日のベストタイムが出ればキットカット進呈!」なんてやれば、体験したりその間にいろいろ話ししたりする時間も取れそう。クラブの学生にとってもなにか具体的な活動があったほうが、勧誘もやりやすいだろう。

 講習会で何度かクイックOをやったが、ナヴィゲーション体験から、勧誘、子ども向けのプログラムまでクイックOの可能性はかなりある。ナヴィゲーションの基礎的なスキルアップにも、簡易でしかも結果が明確だからやりがいがあるぷろぐらむになるはず。クイックOもそれだけでは、一つの形式にすぎない。どんな道具だてでやるのか、目的をどう設定するか、その時どんな発問や教示で目的に迫るか、全体構成をどうするか、要素がシンプルなだけに用途に応じた構成が考えられそうだ。

今年は、「クイックOの可能性追求」が、僕の一つのテーマであるが、新勧でどのような真価を発揮してくれるか楽しみである。

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2012/03/23

ナヴィゲーションする身体

 身体文化学ワークショップの講師を頼まれて奈良女子大に行った。教員をしているかつてのチームメイトに頼まれたからであって、決して女子大だからではない(しかし奈良女はいい大学だ。学食の昼食ビュッフェもうまかった)。
 オリエンテーリング競技者を題材に、ナヴィゲーションの認知過程についてしゃべったのだが、プロローグにクイックOの実践を取り入れた。オリエンテーリグ部員もいたが、方向の変化が大きいレッグがあると、うろうろしたり間違えたポイントにいってしまったりする。オリエンテーリングの経験がない参加者もいたが、オリエンテーリングの経験と成績は、中級者以下だとあまり関連がみられない。一般的な地図読みとは違うどのような認知過程があるのかというのも興味深いテーマだ。
 最近クイックOをやるときは、パンチ台の代わりにサッカー練習用のパイロンを使っている。もともとは手近なもので済ませようという魂胆から始めた。これが実はフィジカルにもテクニカルにもいい練習環境だということに気づいた。パイロンを触るルールにすると、ポイントで一々腰をかがめなければならない。これはフィジカルな負荷を高める。また腰をかがめて立ち上がることで、移動が切れるので、その瞬間に次のポイントへの方向を見失いやすい。どうすればいいかを考えることは、汎用性のあるナヴィゲーションスキル習得につながる。デモンストレーションをして見せる。ポイントで整置を切らさないために、地図でなく自分が回るのはいつも通りだが、あるポイントに到着する前に次のポイントへの脱出方向に目をむけていることに気づいた。これは意識してやっていたわけではなかったので、自分でもびっくりした。
 その後は、クイックOを踏まえつつナヴィゲーションの認知過程についてレクチャー。参加した学生さんも優秀で的確なコメントが返ってきたが、何より空間認知の研究をしている教員の「地図は実はナヴィゲーションにとって邪魔者なのではないか」というコメントにはinspiredされた。未知の空間内でのプランニングフェーズでは地図は間違いなく不可欠なはずだ。だが、クイックOでも体験できるように、移動のフェーズでは、時として地図情報、もっと正確に言えば地図情報を取り入れるときの地図と自分との関係が正確な移動方向の邪魔をする。そしてこれは地図という媒介との関わりの中では不可避に思える。だからこそオリエンティアは、常に整置をし、またトップ選手はポイントでの整置をできるだけ切らさない身体動作を行う。地図の中に入り込むイメージで地図を読み取ろうとすること、記号の柔軟な解釈と利用、環境のスキーマを利用して地図記号を具体的なイメージにすること、トップ選手がやっている地図読みのスキルは、邪魔者である地図を飼い慣らすスキルだと言い換えることができるかもしれない。今回のテーマである「ナヴィゲーションから複雑な環境における認知について何が語れるか」という視点からすれば、(危機管理)マニュアルをどう実践的なものにするかという、マニュアル永遠の課題への切り口になるかもしれない。
 今回のワークショップの準備を通して、久しぶりにナヴィゲーションの認知過程を考え直した。「地図は邪魔者だ」という視点を加えて再度整理しなおしてみたくなったし、それが社会の中での認知を語る有力な切り口にもなりえる。

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▲オリエンテーリング部の合宿で15年くらい前に訪れて以来の奈良女子大。正門にも古都らしい風格が感じられる。

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▲クイックOは、初心者への普及教材としてだけでなく、様々な気づきを与えてくれるツールである。

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2012/03/08

身体文化学ワークショップへのご招待

3月22日、奈良女子大で、表題のワークショップを行う。われわれが空間移動するとき、どのような情報を、いかにして取り入れ、処理しているのだろうか?またその時にわれわれはどのような身体動作を行っているのだろうか?オリエンティアのナヴィゲーションを中心にこのテーマに迫る。クイックOの実技も行う予定なので、ナヴィゲーションのヒントについて体感+考えを深めるいい機会になるだろう。

詳細は、

http://homepage2.nifty.com/MNOP/event/event.htm

にpdfを掲載した。

「爆問」の続編アカデミック版といったところかな。

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2012/03/07

はるかな道のり

5月の後半に開催のUTMF、2ヶ月近くになるがまだコースが発表できない。 UTMFのサイトに鏑木実行委員長のコメントが載った。

http://www.ultratrailmtfuji.com/news/2012/03/%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%81%ab%e9%96%a2%e3%81%97%e3%81%a6%e3%80%80%e3%82%a6%e3%83%ab%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%88%e3%83%ac%e3%82%a4%e3%83%ab%e3%83%bb%e3%83%9e%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%83%88%e3%83%95/

この長さのレースを走るには参加者もスタート前に長い道のりがあるが、主催者も同様だ。こじんまりやった富岳周回のような訳にはいかないもんだ。自治体の考えや自然保護団体との調整など、やることは山のようにある。

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