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2011/11/11

玉川トレイルレース終了

 地域起こしトレラン3レースそろい踏みの11月6日、僕は静岡の玉川地区のトレランを運営していた。全盛期には4000人を超える人口のあったこの地域も、今は1000名ほど。こうした中山間地をなんとか振興させたい。そういう思いを持った地元が僕たちに接触してきたところから、今回の企画がスタートした。
 それから約1年半。市の助成金も取れた。アラジンのトレラン部という2年前には実態もなかったクラブの主力部員たちは、コースづくりを通して、共同作業のおもしろさに目覚めていったように思えた。。
 コースが厳しすぎるのではないか、最後の激下りで事故が多発するのではないか、地元とのコミュニケーションが不十分で、何か抜けが出ているのではないか、そんな危惧はあったが、とにかくレースは無事終わった。天候がすっきりしなかったので、会場の盛り上がりには欠けたが、ゴール後の参加者の表情を見ると、大会が成功したと思えることができた。
 打ち上げの飲み会で、ある部員は「肩の荷が下りた気分」と大会後の気分を表現した。別の部員は、「明日は仕事にならないと思います」と語った。共同作業を終えた充実感と結束が生まれていた。いずれも、大会運営に入れ込めばこそだし、それは傍目にも感じられた。そういう時間を一緒に過ごす楽しさを久しぶりに味わった週末だった。

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