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2011/10/17

上級、指導者向け読図講習のお知らせ

ナヴィゲーションのファンタジスタ村越真とTEAM阿闍梨が、指導技術も含めてナヴィゲーションスキルをさらにブラッシュアップしたい人に贈る。

2012年1/21(土)
場所:埼玉県飯能周辺(詳細は申込者に連絡)
時間:9時から16時。(途中昼食休憩等1時間を挟む正味6時間)
対象:ナヴィゲーションや登山において指導的な役割を担う、または担おうとしている人。基礎的なスキル
をマスターしているが、さらにブラッシュアップしたい人であること。
参加費:5000円(定員10名)講習資料のPPT入りCD付き
 中身は教えるというよりも教え方をレクチャーと演習・ディスカッション形式で学び、それを通して自己のナヴィゲーションスキルについても深めていきます。

内容:机上でまずは指導法の概要と内容の解説を1時間程度。屋外で実技と演習を4時間程度、最後に振り返り1時間。

申込先:mnop@nifty.com (済みません。fとtが逆でした。直しました)
定員になり次第締め切ります。

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2011/10/15

競演2

ヤマケイと岳人の話を書いたその日に、両方の見本誌が同時に届いた。ヤマケイは全体の1/5はあろうかというボリューム。岳人もかなりのページを割いている。

 今回は示し合わせたように、両方とも初心者向けの講習や指導を題材にし、かなり基本的なところがしっかり扱われている。ヤマケイの道を間違えやすい場所が現地の写真とともに掲載されているのも、なかなかリアル。

 コンパスの使い方では整置がきちんと説明されているが、その利用の仕方がもう少し図解も含めてあってもよかったのでは。個人的にはマイクロレーサーのようなハンディーなコンパスの使い方をもっと取り上げてほしいところ。まだまだ布教活動が足りないということか。

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2011/10/14

斑尾

斑尾の50kmは、前週の体調がいいとは言えず、気軽に走ろうと決めた。どうせ走り出せばまじになるに決まっている。

 前半ペースダウンしたおかげか、中盤もまずまず走れたし、終盤もがんばれた。それでも5時間40分か、と思ったが、前回の記録を見たら5時間45分だったので、ほんのちょっとだけ速く走れたことになる。はせつね2週間前にして、それほど体のダメージもない。トレーニング量を考えれば上出来だ。半年間の筋トレも効果はあったのだろう。

 オリエンテーリング関係の女性が二人いる。ゴール後軽くあせを流して、レーンにそって逆送し、二人の写真を撮ろうと考える。りかちゃんはしばらくすると帰ってきたが、もう一人はなかなか帰って来ない。りかちゃんを待たせるのも悪いのでしばらくして戻った。戻ってくると、その女性がもう普通の服に着替えているではないか。思わず「あれ、16kmだっけ?」と聞いてしまった。僕の10分後にゴールした女性が女性2位とアナウンスされていたから、彼女は優勝と言うわけだ。しかもタイムが5時間20分。スタート前にりかちゃんから「ライバルですよ」などとけしかけられていたが、とんでもない。弟子入りしたいくらい。

週末には50km、朝夜は子どもの様子を15分ごとに見ながらのジョギング。その努力には頭が下がります。

 前日の会場で、石川弘樹さんと挨拶を交わした。やっぱりちょっと元気がないみたい。それでもいつものようにサービス精神を発揮してくれるのが、ちょっと痛々しい。この世界の今がある上で、石川さんの功績は大きい。少し気長に気楽にやりましょうよ!

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競演

月刊誌は一般に一年の周期ができあがって、だいたい同じ月には同じような特集が組まれることが多い。登山雑誌であれば、冬や雪山だし夏はアルプス大縦走といった特集が組まれる。複数の雑誌があれば、その両者で同じ月に似たような特集が組まれることも希ではない。数年前にも、岳人とヤマケイの1月号で読図の話しがばっちりバッティングしており、両者のカラーの違いが出ていて面白かった。

 そして、この11月号(もうすぐ出る)でも、ヤマケイ、岳人ともに読図特集である。ヤマケイはどうしちゃったのと思うほどのページを割き、岳人は初級者でも始められる地図読み的な視点でのアプローチだ。いずれも道迷い遭難が増えていることが背景にはあるのかもしれない(まあ、今に始まったことではない)。

 ヤマケイでは、道迷い遭難の現状分析を、岳人では、導入部分のナヴィゲーションスキルの要約を書かせてもらった。岳人の方は、ナヴィゲーションにおける読図の意味をかなりコンパクトかつ、要領よくまとめられたと思う。

 ぜひ、書店にて。

それから10/21に、10年間かけて改訂を進めた読図術が大全シリーズの一冊として「山岳読図大全」として発行される。前著を持っている人にもぜひ勧めたい一冊。

http://www.amazon.co.jp/gp/search?keywords=%8ER%8Ax%93%C7%90%7D%91%E5%91S&index=blended&tag=amazon0551-22&__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&linkCode=qs

 Dokuzu

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2011/10/09

ご褒美

1週間、家に帰ったら仕事をしない、野望に思えたことをほぼ成し遂げることができた。人間、何事も意志と努力だ。ほぼ、というのは、家でしか開けないdocxのファイルを変換する作業があったからだ。これは仕方あるまい。

 相変わらず体調がいいとは言い難いが、快挙達成のご褒美か、週末一人飲みしている時に、言いしれぬ幸福感が訪れた。そーいえば、自分の周りではめでたいことばかりじゃないか、静岡キャンパスのオリエンテーリング部の新入生はたったの一人(?)だったが、その一人が地域クラブの例会に出てきて、しかも、リレーの反省での質問やコメントの鋭いこと。JOAの理事会で賛同を得られたことがうまく回れば、確実に日本のオリエンテーリングが再生され、好循環が生まれる。

もちろん、題材を生かすには、これまた努力と意志が必要なんだけれど。

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2011/10/04

快挙と野望

あまりの不調感に業を煮やして、今週は休養週間にすることにした。

 昨日はリレーの疲労回復も兼ねて、マッサージ。その後家に帰って、仕事をしないという快挙達成!

 今週は3回マッサージにいく。そして一切家で仕事をしない(PCをいじらない)という野望を頂いた。達成には強い意志と綿密なプランニングが必要だ。JOA理事会もあるし、紀要の締め切りもあるし、玉川の机上講習会もあるし・・・。いや、弱気になるまい。がんばるぞ!

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2011/10/03

不調

イギリスから帰って以来、体調不良が続く。普通にアクティブに生活しているので、よくなる気配もない。まあ自業自得というやつだ。

 先週も週末のCC7に備えて金曜日に軽くスプリントしようと思ったが、3kmジョグのところで体と無意識が走るのを拒否してしまった。しばらく陸上競技場の高跳びのマットの上に寝転がって、情けなさ半分、時にはこういうことも仕方ないと思う気持ち半分で、空を眺めていた。だいたいこういう日は朝から調子が悪くて、起きた瞬間に「ああ疲れた!」って思う。ツァイガルニク効果を利用して、なんとか生活している。

翌日は、大学院の試験で興奮していたが、少しはマシになっていて、200m×5本のスプリントはできた。

 二晩睡眠の浅い夜が続いたが当日の寝起きは悪くない。眠気はあるが、疲れたとは思っていない。それだけでも嬉しい。とにかく自分が出場するレースは、運営という責任がないので開放感がある。

 不思議なことに体の切れもあった。脚が動く実感もあった。さすがに心臓はついていかない。アタックで休ませてもらって、ようやく松ケンと互角に走れたが、さすがに最後はちぎられた。それでも、現役の強化選手クラスとまあ互角だったのだから、この半年やってきたことは間違っていなかったということだな。脚力には十分余裕があった。これも筋トレの賜だろう。若トレには随分世話になったということだろう。もう少しトレーニングしたら、また早くなれそうな気が・・・。

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山有り、谷有り

9月と10月に予定されていた、日本山岳ガイド協会に依頼された「読図山行」はいずれも参加者が6-7名ということで流れてしまった。明らかに告知期間が短い講習会を除けば、たいてい定員に近い人数を集めていたので、ある意味ショック。ある意味勉強になった。この山行は、協会がツアー登山の会社に委託したのだが、おそらくツアー登山会社がアプローチできる登山者層が、自ら地図読みをしてみようと考える登山者とは異なっているのだろう。ツアー会社の読図登山もきっちり集客できる。そこは大きな目標地点のように思えた。

 今日から、大学の公開講座で読図講習。こちらは月曜日に4回連続というハードルの高さにもかかわらず20名定員で17名とまずまずの集客。中には甲府や東京からみえるかたもいる。1回の講習ならともなく、4回連続ということで、その熱心さには頭が下がる。

 なかには、「あなたもプロでしょ」という知った名前もある。状況視察ということか。ウェールズとは立場が逆転することになるのだ。それはそれで楽しみ。

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