読図・ナヴィゲーションスキルの公開講座
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昨年も公表のうちに終了した安心登山のための読図とナヴィゲーションスキル講習を、今年も宮内講師、松澤講師を迎えて、静大の公開講座として実施します。
5/8(日)は中級編
10/3-11/14にかけては初級完全マスター編
詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
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昨年も公表のうちに終了した安心登山のための読図とナヴィゲーションスキル講習を、今年も宮内講師、松澤講師を迎えて、静大の公開講座として実施します。
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大リーグ三度目にしてはじめて内野席で観戦した。前から3列目なので、ほとんどフィールドと同じ高さだ。臨場感は抜群で、それだけでも$60の価値があった。内野席では外野では味わえない経験もたくさんできる。野球を知っている人には有名なことらしいが、キャッチャーの後ろには小さなバックネットがあるだけで、フィールドと内野席を隔てるものはほとんどない。ファールもどんどん飛んでくる。それどころか、バットが飛んできたのにはびっくりした。長い大リーグの歴史では絶対に大けがした人がいるはずだと思うのだが、問題にならないのだろうか。
座席には写真のような警告が張ってある。ここに入って観戦すると決めたからには、ボールやバットが飛んでくるリスクを承知したということを暗に示している。別の日に観戦した知人の話だと、横を向いて落ち着きのない子どもを、お父さんが「危ないから前を向いて観戦しなさい」と何度も注意していたという。親の管理の下で潜在的に危険な場所に身をさらすこと、子どもはリスクの存在と、それに対して自分で身を守らなければならないということを学ぶのだろう。これは親だけに可能かつ許された教育の機会だ。
リスクとは関係ないが、物売りと観客のジョークの掛け合いが楽しい。ポップコーンや膝掛けの袋は「とってみろ!」と言わんばかりに、投げてよこす。ディスニーランドのアトラクションも、こうした伝統の上にあるのではないだろうか?
イベントを楽しくするヒントをもらった。
おまけ画像。
「2億円ありがとう~!」
球場の外でもred crossが募金活動していた。思わず「ありがとう!」っていったら、「すぐよくなるのを祈っている」だって。ウルウル。
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カリフォルニアに来て初日に買い物をしたREIの隣には、バーンズ&ノーブルがあった。最近はアマゾンコムで洋書もすぐに買えるので、昔ほど英米の本屋に来てキャッキャしながら本を買いあさることもなくなったが、手にとってみないと分からない良書はあるもんだ。海外の本屋だとバーゲンの掘り出ものもある。
最大の掘り出し物は、国立公園のガイドブック。先日日本の書店で同趣旨の日本語の本を見つけて、後で本屋タウンで買おうと思ったら品切れで悔しい思いをしたが、むしろ買えなくてラッキーだった。ハードカバーで500p近くあり、写真はもちろんナショナル・ジオグラフィック・クオリティー、地図の情報も過度なデフォルメもないが情報に過不足がない。こんな本がたったの8.98ドル。日本じゃるるぶくらいしか買えない。しかも第五版だから、まあベストセラーといっていい。3年に1度くらい改訂版が出ているようだから、これも新古品ということでバーゲンとなったのだろう。
全ての筋肉の図解入りのランナーのための筋トレの本、これでもかというくらいにトップランナーの具体的なトレーニング内容や生理学の情報を載せたランニングの本。こいつは900p以上あって、なおかつ第四版だが、たったの2500円だ。情報の更新に精力を注ぐ著者と出版社の姿勢は見習いたい。
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せっかくの週末、サン・ディエゴ郊外のトレランイベントXterraの参加してみた。
森というよりは草原や灌木地帯が多いカリフォルニアだけに、コースはトレランというよりもクロスカントリーという趣だった。そのほとんどは、郊外住宅地のそばにある自然公園の中のトレイルを走るもので、一部は住宅地の車道脇の歩道を走るが、ここも一応トレイルとして整備されていて、ダートだった。日本だったらすぐ舗装されてしまうところだが、雨の少ないカリフォルニアだけに、これでも大丈夫なのだろう。
レース運営はかなりゆるい感じ。ほんとうは8時スタートなのに、送れている選手がいるからと8:30となり、それも8:32ごろにスタートした。
道路の横断も、さすがに幹線をわたる一カ所は警官が出ていたが、住宅地の車の少ないとおりの横断は、役員すらいなかった。誘導テープはなく、地面の←と、主要な分岐にはA5くらいのサイズの小さな看板があるだけ、エイド以外では役員の誘導もなかった。視界が開けているので、それでも全然問題ないんだろう。
表彰式も5歳刻みに3位までメダルをくれたが、首にかけてくれるでもなく、名前を呼んで順次取りに来るだけ。男女合わせたら50人以上表彰されていたはずだが、あっという間に終わった。
カリフォルニアらしさ満載のイベントだった。
▲前半のシングルトラック。シングルトラックはごく一部(2kmくらい?)で、あとは轍のあるダートの道が多かった。
最後はいっきに100mくらい?登る。赤旗の下で撮影しているのは、記念の商業写真のようだった。
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学会で北米に来たので、知人のいるロスによって、アメリカのトレランイベントに出て、トレイルを走ることにしたアメリカは食わず嫌いだったが、アウトドアをやるものとしてはやはりその現状を押さえておく必要があるだろう。昔都市計画を勉強していた時に習ったとおり、ロスは本当に無節操なく広がっている街だった。その北方をサンタモニカの丘陵やサン・ガブリエルの山地が縁取っている。
アウトドアショップで地図を手に入れて良さそうなトレイルを物色していると、「ウィルソン天文台」の文字が目に入った。聞いたような名前だな。ウェブで調べてみると、20世紀前半は100インチの望遠鏡を持つ世界最大の天文台で、ハッブルが赤方偏移や銀銀河系以外の宇宙の発見など天文学上重要な発見をしている。観光気分でその周囲のトレイルを走ることにした。
最初にたどり着いた山頂へのパークウェイは入り口で閉鎖されていた。数年前の山火事のダメージが残っているらしい。仕方ないので、北側の渓谷沿いに回り込んでみた。こちらは閉鎖されていなかった。自転車で降りてくるサイクリストなどもいて、いかにも自然公園っぽい。しばらくいくと、対向車線の自転車の二人に呼び止められた。一人が落車で右腕を明らかに骨折、背中も打っていて息をするのも痛そうだった。「病院まで送っていってくれないか?」というので、載せていってやることにした。アメリカ軍には相当世話になってるからな。彼はトライアスロンもやるらしく、「今日は山の上でトレラン、明日はレース出るんだ」っていったら、「靴は何履いているの?」と聞いてきたから、結構興味はあるのだろう。
そんなこんなでウィルソン天文台に着いたころにはもう11時を回っていた。驚いたことに山頂の木々は霧氷で白くなっていた。ここから一度沢沿いに降りて、再び尾根を上がってくる。印象よりも柔らかいトレイルで走り易い。登りも700mくらいあるが、トレイルの付け方がいいのか、ほとんど全部走りきれる程度の傾斜だった。
天文台周辺も前半のトレイルもそこかしこに登山者がいたけど、ランナーはいなかった
右手の木の枝の白いのは霧氷。周囲には残雪も積まれている(標高は1500mくらいだ)。
こいつが20世紀前半は世界最大だった100インチの望遠鏡が入っている観測所。
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最近出たばかりのヤマケイの「ウルトラライトハイキング」を読んだ。ちまたでは、goliteなどの軽いウインドブレーカーや、テント、マット、ザックなど、様々な「ウルトラライト」な製品をよく目にする。「そりゃあ、軽い方が歩くのも楽だしねえ・・・」「メーカーの新たな製品販売戦略」などと、ちょっと斜めに見ていたが、「ウルトラライト」というのはただ荷物を軽くすることだけでなく、それによってより自然に近づくことや、道具に対する意識を高める、一種の「思想」だということがよく分かった。しかも、その思想があまり押しつけがましくないのも好ましい。
もちろんリスク管理は必要だが、道具の持つ機能のうち、自分が要求しているもの、日々使っているものは何か?それに対応した時、道具は最低限どのような姿であるべきなのか。それを考えるのがウルトラライトの思想だ。そう考えると、ナヴィゲーションでいえば、真っ先に考えるべきなのは、プレートが必要かという点になるだろう。日本の無雪期の山では、プレートの出番はほとんどない。もちろん、プレートの重量などたかが知れているが、かさばるプレートがあるが故に利用時の難しさが生まれると同時に、ザックやポケットにしまってしまうとしたら、本末転倒である。
ウルトラライトの発想で見ると、登山者のトレランスタイル(特にウェアや靴周り)への批判も的外れに思える。もっとも、ウルトラライトを実践する以上、それによって生まれるリスクへの敏感さも必要になる。逆にそれが可能になるのなら、ウルトラライトはむしろより安全な(リスクへの対応が可能な)登山も可能にしてくれるだろう。
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復興に必要な地図の情報源を書いたが、日本国際地図学会のhpを見ていたら、地理院で以下の地図提供を始めたことに気づいた。
被災地周辺に限ってだが、1:50000のpdfだがダウンロードを無料で行うことができる。
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