トランス静岡中止
昨日は仕事した!県庁と国有林を管理する静岡森林管理署へ。富嶽周回の方は、UTMFの影響もあって、かなりハードルが高そうだったが、トランスの方は希少動植物などハードルをいくつか提示されたが、いずれも越えられそうなものだった。
その足で、再び県庁を訪れ、希少動植物の問題はないことを確認。また県立公園の特別地域の通過についてのいくつかの条件を確認した上で、まあハードルは越えたかなと思ったところが、今日、森林管理署から電話があって、結果はNo。
短い期間であり、こちらとしても責任が持てないという理由で、「イベント開催」を了解することはできないという解答だった。
所有者がダメといえばダメなのだ(そこを登山者が通るのはいいというのが納得いかんが・・・)。僕らがいくら自己責任といっても、国民の中に一人でも管理者責任を問う人間がいれば(実際過去に落石で管理者の自治体?が訴えられたケースはある)、官庁の対応が上記のようになることはやむを得ない。
「僕ら」が変わるのに後何年かかるだろう?トレラン(他のアウトドアスポーツもそうか)を本当に愛好する、というのはそういう文化への挑戦でもある。
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コメント
村越監督 ありがとうございました!
アラジントレラン部員です。
トランス静岡 楽しみでしたが仕方ないですね。何やら大会を興す事の大変さが少しだけ分かった気がします。僕にとっての収穫です。また運営、継続していくのも大変なのでしょうね。しかしそれと釣り合うぐらいの思いも出来るのかな と感じました。
本当にありがとうございました。
投稿: sm! | 2011/03/03 21:01
先生、明晩お話伺えると思っていましたが...
わくわくしていましたが 残念ですね。お役所的には 責任は回避したいでしょうから いたしかたなしですか。
近い将来トランス静岡が開幕するのを 応援いたします。
いつも楽しませていただいているばかりで、渉外等困難の上に大会があるということ、よくわかりました。
投稿: h623 | 2011/03/03 23:18
田貫湖ふれあい自然塾の“○え”です(^_^)
先生のブログの存在を初めて知りましたよ!
そして先生のウィキペディアがあることも(笑
さすが先生。元教え子として嬉しくなっちゃいましたヨ。
「文化への挑戦」
はあ、なるほどそうですよねえ。
尊敬、応援しています!
投稿: ○え | 2011/03/04 00:17
残念の一言です。
走り始めて間もない私ですが、フルマラソンよりきついはずのトレランにすっかり魅了されてしまいました。遠くに見えるあの頂にゆっくりでも、自分の足だけでたどり着く事に満足感を覚えます。
トランス静岡は自宅に近い浅間神社がゴールであり、家族や同僚の応援も期待していました。
大会開催は色々なハードルがあると思います。このハードルは大会に出場し、完走を目指す我々にもあり、高ければ高いほど、達成感があると思います。
今後もこの大会が開催されることを、期待し応援しています。
投稿: masaoki | 2011/03/05 09:51
応援のメッセージありがとうございます。
自然にチャレンジするのだから、多様なハードルがありますね。それが自然の中のスポーツの魅力でもあります。まだコースも発表できないUTMFはもちろん、中止になった僕のイベントも、大会開催にも高いハードルがあったことを再認識した点では意義があったのかな、とポジティブに考えることにしました。
投稿: shin | 2011/03/07 20:08