何を教えればいいのやら・・・
東京が再び寒気に見舞われ、雪もちらついた中、ディバスのポーリンたちと読図講習をおこなった。講習とは言え、彼らもアウトドア講習をおこなう立場なので、むしろ僕の指導法の評価をしてもらうくらいのつもりでやった。当然のことながら、基礎的な読図はできている。しかし、それをうまくナヴィゲーションに利用できるかどうかにはやはり個人差がある。言葉で指摘すれば意識してすぐにできることもあれば、そうでない場合もある。初級に教えるべきことはある程度確立しているので、次のステップは、こういうレベル(あるいはそのちょっと下くらい)の人たちに何をどう教えるかだ。ナヴィゲーションの理論的な把握からは、何が足りないかは分かる。問題はそれを学習者が身につけるプロセスとそれを支援するための仕組みづくりである。
彼らとの講習と対話は改めてそのことに気づかせてくれた。みぞれの中の読図講習も、意外と楽しい。
白く写っているのは雪。気分は悲惨だったが、講習は楽しかった。
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