里は・・・
安倍川と大井川に挟まれた黒俣地区から本川根の無双連山周辺には、山間部に小さな集落が点在している。谷沿いならまだしも、幡住や小猿郷は、今でこそ尾根から降りる車道があるが、昭和中期までは沢沿いに入る道がなく、山道を数キロに渡って歩かなければつけなかったと思われるような集落だ。小猿郷にある神社の縁起には、やはりというべきか落人がこの地に住み、神社を祀ったという記述があった。小猿郷は残念ながらかつての山道は廃道になって走ることができなかったが、幡住の方は往事のアクセス路と思われる地図の道がまだ残っていた。
沢沿いに道のなかりけるを、古き山道を辿りて訪れるも、いとおかし。
▼なぜこんなところに、と思うような山奥にひっそりとたたずむ小猿郷の集落。望月将悟さんにとっても最近このあたりが「熱い」らしい。
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