あたりまえのこと
昨日はピークス別冊の座談会で、登山遭難を考えてきた。黒田さん、加藤さんという精鋭のガイド二人にライターの方。いずれもアウトドア専門だけあって、こっちも勉強になる。
事前の予測は当たり前として、活動中、常にオプションを持っている、なんていうのは考えてみれば当然だが、納得だった。一つの目標に固執することで危険の一線を乗り越えてしまう。そういれば、自分が子どものころの親との登山は計画もいい加減だったが、いともあっさり登頂を断念しておりてくることが何度もあったな。
もう一つ収穫だったのは、振り返り。これもスポーツじゃあ当たり前だが、登山でであったひやり・はっとの振り返りしているだろうか?僕はタイムは必ず記録しているが、ヒヤリハットについては、意識して記録したことはなかった。産業界でもそうだが、そんな身近な危険への対処の積み重ねが大事故を防ぐのだろう。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント