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2010/12/27

トレランのシンポジウム

 オリエンテーリングからトレラン(当時はトレランというよりはマラニックとかランニング登山と言われていた)、そしてロゲイニングやアドベンチャーレース、登山。様々なスポーツに足をつっこんでみると、それぞれの境界の高さが気になる。山に登っていればトレーニングに走る、あるいは走りたくなることもあるだろう。トレランにも登山にもナヴィゲーションは必要だ。オリエンテーリングだって、自然の中のスポーツなのだが、愛好者の多くは自然の中で活動していることをあまり意識していない。
 周辺領域と交流したらもっと多くのものが得られるだろう。この5年くらい、自分でもそうしてきた中での実感である。そんな思いと、協会の会長に市民ランナーの「教祖」山西先生を得たこととで、今回のトレラン:その現状と課題のシンポにいきついた。
 新しいことだから、その評価は難しい。具体的な成果が何かあったかというと自信を持って言えないが、近隣領域の人が交流したり、情報交換するという大きな意義を強く感じた。またオリエンテーリング界の事情だけから言えば、愛好者でない人からナヴィゲーションの重要性や、そのスキルの蓄積としてオリエンテーリング界が評価されたことも収穫だった。今回のシンポジウムとその広報を通して、オリエンティアの目が周辺領域との交流に向けば、それが成果の一つと言えるだろう。またトレラン界として横のつながりが具体化していくとすれば、それもまた大きな成果と言えるだろう。

冒頭で山西さんもいったように、これはスタート地点なのだ。

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