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久しぶりにブログを書いて、ついでにアクセス数を見た。検索ワードで多かったのがダントツでトランス静岡。そして富嶽周回。やっぱり自分がいいと思うものは、人も興味を持ってくれる。
昨日のシンポジウムでは、オリエンティアの木村君(年間イベント開催数は優に10を越える!)が「ドライビングフォースは自分が楽しいこと」といっていた。僕にもその側面はあるが、もっと強いのは「地域への愛と思い」だ。トランス静岡も富嶽周回も、いずれもその結晶である。1月末の有度山(こう名付けるあたりからして、愛いっぱいなのだ)も、今年は「清水への愛と思い」。平安時代から、清少納言が「浜は有度浜」と書き、西行法師が筆を捨てた絶景の地、そんなところでイベントを開催できるのも、それを多くの人に知ってもらうのもこの上なく幸せ。清水市観光協会のコンサルタントができそう。
シンポジウムではもちろん、最近は「富嶽はやるんですか?」という声をよく聞く。富士山一周100マイルレースがあって、その実行委員会に僕が名を連ねれば、そりゃあ吸収合併も当然か。
そういう人たちと話しをすると、大きなにぎやかなイベントもいいが、こじんまりと楽しめるイベントにも魅力を感じると言われる。出たい人は両方でるだろうし、まずは富嶽の90kmで足慣らしをしてから100マイルという人もいるだろう。100マイルがあっても富嶽の存在意義はなくならない。もちろん、参加者がいなければやめればいいだけの話し。
やはり昨日のシンポでは、「トレランなのかトレランレースなのか、(テーマを)絞ってほしい」という発言があった。確かに、今の日本のトレラン界の現状は、個人のトレランの延長に仲間が集まり、それを広げる形でレースがあるとはなっていなくて、まずはレースありきの部分がある。レースはレース独自の思惑があるだろうが、必要なのは両者の中間にクラブとか、グループツーリングといった様々な形態が生まれることだ。
そのあたりに自分の存在価値があるのかなあと思う、今日この頃。
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