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土曜日は大学の公開講座で、「安心登山のための読図講習」。低下しつつあるとは言え、地方において国立大学のネームバリューは高いのか、29名の参加申し込みがあった。地味は公開講座のリーフレットを見てくる人が意外にいるのがびっくり。戯れに「大学がやるからよさそうだと思ってきた」という人は3名くらい。「村越の名前で来た」という人が5人くらい。まだこれでは食えないな。
後半はオリエンテーリング形式で地図読みの確認。今回は比較的経験者が多いせいか、すむーすにいった。とは言え、分岐で立ち止まり、地図を確認したり、地図が違っている(山で使う地形図では当たり前のようにある)時にうまく対応できず、ミスをする人が多い。
せっかくなので、その様子を携帯での動画でとって、最後の振り返りの時流して、解説した。今日の講習では、これが一番参加者も納得感があったようだし、自分としても事実に立脚しつつ、うまく教訓を引き出せたように思う。ナヴィゲーションでは他のスポーツのように、自分のプレーを見て、反省し、改善点を見つけるなんていう経験は普通はなかなかできないものだが、オリエンテーリング形式でうまくコースを組むと、内省力の高い人は自分で次への課題を見つけることができる。またそこにうまくコーチングを組み込み、ポイントを指摘して挙げることで、講習の満足にも、実質的なスキル向上にもつなげられるようだ。
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