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2010/09/20

ブランディング

先日、トレーニングの伝道師山本ケイイチさんの紹介でキッザアニア(職業体験ができる一種の子ども向けテーマパーク)の人と話す機会があった。そこで、ブランディングという言葉を初めて知った。この言葉を知るまでは、僕にはマーケッティングとブランディングの区別が着かなかったのだが、たとえば企業がキッザニアに自社の体験コーナーを提供することは、直接的な市場開拓ではないが、企業のイメージアップであり、将来の顧客の下地づくりという意味でブランディングというらしい。

ウェブで調べてみると、消費者が意志決定を単純化し、ある製品カテゴリー内で、ブランド間の差異を作り出すこと、らしい。

 なるほど、自分が今やっていることはオリエンテーリングのブランディングに他ならない。「ナヴィゲーション」というキーワードで他のアウトドアスポーツとの差異化を図り、間口を広げるとともに中身のイメージを明確にし、「消費者」の意志決定を単純化する手伝いをすること。読図講習会もロゲイニングも、ナヴィゲーションスポーツのブランディングと考えると、自分自身の整理がつく。

 アウトドアは遊びだけど、山岳救助隊体験、っていうアイデアが出てきた。親にGPsを持たせて森の中に隠れさせ、子どもがそれを探し、救助する。結構宝探し感覚で楽しいかも。そのカバーストーリーの中で自分や他者の安全を守ることを学べるし、地図やナヴィゲーションの面白さも体験できる。これもオリエンテーリングのブランディングの一つになりそうだ。

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