特別な日
昨日は世界選手権ミドルの決勝。残念ながら日本チームの決勝進出者はいなかったが、男子はロングに続いてノルウェー勢が会場を沸かせてくれた。日本にもやってきたキャリア十分のノルベリが今一歩だったが、若いコースが快走し、ノルウェーに今大会2つ目の金メダルをもたらした。昨日のオラフといい、ノルウェー男子の久々の復活を予感させる結果だった。
女子はロング決勝表彰式では不本意そうにしていたミンナ(フィンランド)が後半ループでのシモーネのミスをとらえて逆転優勝。ノっているときのミンナはしびれるほど強い。
表彰式は、毎回IOFの理事が交代でプレゼンテータを務めることになっている。男子の表彰式のプレゼンテーターを務めたのが、ノルウェーから選出されているアストリッド・ウォーラ・コース。なんと、優勝者の実母なのだ。コース家にとって、特別な記憶に残る日となったに違いない。
上:勝つのは簡単じゃないってことがわかってもらえると思う、と絶妙のコメントを残したシモーネ。下:優勝のミンナ・カウピ
表彰式で抱擁するアストリッド(母)とコース(息子)
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