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2010/08/22

やばい

レーザースキャニングのデータと赤色立体図を持って、ロブや羽鳥、中村と全日本に向けての最初の地図調査を行った。等高線の精度が高く、オリエンティアの目に近いことは、勢子辻との比較で分かっていたが、実際にそれを持って地図調査をすると、その精密さと表現力には驚かされる。特に空の開放度を指標にして色を変える赤色立体図は2mの等高線には現れない地形も余すことなく表現されている。

 等高線など、ほとんどいじる必要がなく、現地で、「これがあれね♪」と確認して線をひけばいいのだ。これはやばい。「やばい」ってのはすごくいい意味でも使うんだよ、とロブに説明したら、英語でもrealy realy badはすごくいい意味(たぶん若者言葉)にも使うんだそうだ。

 でも、他の原図で山に入る気が失せてしまうかも。こちらは原義的にやばい。

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コメント

2点について考えるところあり。
・Liderの正確なコンタ
 ほとんどいじる必要がない≒トップマッパーのコンタ表現は決して表現やArtじゃなく、正確な計測だと確信した。逸脱もISOM通り±2m以内に収まるし。過去の調査で弘太郎との境界合せが要らない(通常ぼくと彼は適当な尾根線とかを境界にしてお互い確認しない、作図後でもぴったり一致する)ことも、熟練の結果表現が一致したのではなく、計測・誤差レベルが問題ないくらい一致したんだろう。
・老後の生活設計
原図にコンタが無くても、非常に正確な地図を生成できる地図作成能力を生かし、将来夏は海外で地図でも作りながらのんびり遊ぶことを考えていた。が、Liderのレベルはただなぞっただけでも、1:15000ならもう十分な精度・品質が出る。品質が近い将来競争条件にならない…価格や時間で競争?破壊的イノベーション恐るべし。老後生活設計をしなおさなければいけません。超激やばい。

投稿: とり | 2010/08/24 06:38

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