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2010/08/12

ICOM2010

ICOMはオリエンテーリング地図に関する国際会議の略で世界選手権に合わせて開催される。今回のテーマはレーザースキャニングデータを活用したオリエンテーリング地図の作成の話題が大部分を占めていた。

 今回の世界選手権もすべてのベースマップはレーザースキャニングデータを利用し、ラトビアでは2007年以来100枚以上がレーザースキャニングのベースマップで作成されている。またスウェーデンでは、全土がカバーされるのは3年後だそうだが、オリエンテーリングマップへの応用に関する各種の調査研究が進んでいる。O-cadの新しいバージョンでも、レーザーデータの取り扱いができるらしい。

 誰と話していてもまず聞かれるのは「日本では使っていないのか?」9月のロゲイニング、そして来年の全日本に向けてデータを用意していなければ、ちょっと肩身が狭く感じられるほどの流行りっぷりだった。

 会場では、80年代に競い合ったアメリカのエリック・ウェイマンに会えた。真っ先に言われたのが、「世界選手権の成功おめでとう」日頃の音信はなくても、遠く離れた場所で見てくれている誰かがいるのだ。

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世界中の「地図オタク」たちが集まるICOM。流行りのテーマはレーザースキャニング

 

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