トランスジャパンアルプスレースまであと2週間
地元のスポーツショップのトレラン部の名ばかりの監督をしている。部員も増えないだろうと高をくくっていたら、なんと20名を越える人数になっていた。しかも主将が望月将悟さんである。その彼が今年トランスジャパンアルプスレースへの出場を決めた。昨日はその壮行会。乾杯の音頭を取って、初めて監督らしいことをした。
2004年に田中正人のゴールは、今も印象に残っている。夜中の12時ごろ静岡駅からの連絡を受け、「甘いものと辛いもの、どちらがいい?」と聞くと、「両方」というので、両方と氷をコンビニで仕入れ、ゴールの大浜海岸にいった。
ヤマケイのカメラマンと、Kocciの森本夫妻が里帰りの途中に寄って4人だったが、それでもその前に比べたら「大応援団」だったという。その中を正人は帰ってきた。翌朝出勤途中にふらっと寄ってみたが、正人もいなければ、2位以下もまだゴールせず、大浜海岸は何もなかったかのような静けさだった。
前回2008年大会は、北アルプスに偶然応援山行にいき、ゴールでは2/3くらいの選手を見た。この時は、TTRで亡くなられた2006年の完走者の高橋さんのご両親が献身的なサポートをされていた。手づづくりのフィニッシュ横断幕に向かって選手がゴールする様に胸が熱くなると同時に、静岡の関係者がそこにほとんどいないことに一抹の寂しさを感じていた。
今回は違う。将悟さんが参加、おそらくトレラン部のランナーも、静岡消防の人たちも大勢応援にいくだろう。正気の沙汰とは思えない冒険に赴く勇者たちが、静岡を目指して走る。そのスタートまであと2週間弱。
▲部員からの色紙をもらってよろこぶ望月将悟さん。コピーして、持っていきます!というあたりが将悟さんらしい。
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