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2010/06/23

シュリンクが心配

国立大雪青少年交流の家で、小学生がウォークラリー中に道に迷い、はぐれるという遭難騒ぎがあった。翌朝には無事にみつかっている。静岡の野外施設で事故があった直後のためか、あちこちでニュースになり、TVでも放送されている。この手の事故は実は3年に1件くらいあるのだ。昨年の広島の事故を除いて、全て無事に発見されている。

 今週月曜日の、藤枝の学校での授業では、「ウォークラリーで危ないことはどんなこと?」と問いかけ、熱中症、転んでけが、へび、はちなどいろいろでたが、子どもからはでなかったので、「道迷い、はぐれるのにも注意しようね」といったばかりだった。なんではぐれてしまったの、その時グループの他のメンバーは気づかなかったのだろうか?そちらの方が気になる。

 自然の中ではこの程度のリスクは付き物である。あまりに話題になりすぎて、施設や学校がシュリンクする方が心配。

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コメント

いま、凄いことに気付きました。トレイルランニングというスポーツを通じて「自立したランナーになること」は、「自立した生き物になること」の入り口なんじゃないか、と。
事無かれ、は反自然。「事ある、故に備えよ、自立せよ」、それが教育ですよね。

投稿: SENTAKE | 2010/06/25 20:40

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