朝日カルチャー最終回
1月から始まった朝日カルチャーの最終回、屋外実技を秦野弘法山で行った。
数日前には雨予報だったが、2日前から、最低半日は晴れる可能性が出て、天気図とにらめっこしながら、前日昼に決行を決断。結果としては、講習がちょうど終わる15時から小雨が降り出したが、講習自体は無事終了した。
一緒にあれこれ話ながら歩いていると地図や周囲を見てくれるんだけど、最後に仕上げとして一人で歩いてもらうと、みんなすたすたいってしまう。途中にフラッグをつけておいても、「あったあった」で済ませて、何も考えずに通過してしまう人が多い。そんな人を呼び止め、「ほんとにここで合っています?そう考える根拠はちゃんとありますか?」と問いつめるのも、講師の重要な仕事だ。この人のように、一人になっても、じっくり地図を見てくれると、もっと上達も早いのにな。
先日ドット・コンパスから買ったマイクロレーサーも試してもらった。使いやすいと評判だった。マイクロレーサーは、今やネットショップでしか買えないが、今シーズンからエバニューが輸入を始め、店頭か注文で手に入るようになるかもしれない。
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コメント
当日お世話になった者です。iPhone持ってはしゃいでおりましたKです。
有意義な時間をいただきありがとうございました。
弘法山では、自分になりに地図を読み、予想した場所にフラッグがあるとそれだけで満足したのですが、私の読みの深度が低いために、その場からそれ以上の情報を欲しなかったのも正直なところです。
おそらく地図読みが深まれば、求める情報量も増えて行くのだろうと思っています。
(この点はニワトリか?卵か?の話になってしまいますが・・・)
これまで地図を見ても地形はほとんど意識することはなく、景色をながめるのにコンパスで方角を一致させる程度でした。ロードマップと同じ感覚で地図上の道をあてにして歩いておりました。
今回、道にたよらず地形や方向、記号などから自分の位置を確認する事、来た道、進む道を定める事、事前の予測をする事を学べたのは、私には地図読みのテクニックもさることながらリスク回避の意識が高まる良い経験となりました。ありがとうございました。
iPhoneのGPSについて私のブログに書き込みました。
ご参考になれば幸いです。
投稿: llc | 2010/03/08 00:18
読図講座、楽しんでいただけたようでなによりです。
iphone、見直しました。機種への投資は必要ですが、様々なスケールの地形図が表示できるのはよいですね。これなら、ナヴィゲーションにも使える(地図が読めないとだめなことは変わりないが)。
自分もそうですが、GPSを使うモティベーションは、実用としての「現在地が分かる」というよりも、現在地が地図上に表示され、リアルタイムで動く、というゲーム感覚?方が強いように思いますが・・・
投稿: shin | 2010/03/08 13:49