ルスツ再訪
雪中の北海道で3日間の講習会を持った。スキーオリエンテーリングの世界選手権以来1年ぶりのルスツである。世界選手権では、ルスツリゾートとそのスタッフの方々には並々ならぬお世話になった。いわばそのお礼奉公である。
3日間の講習会は久しぶりで、しかも先週の冬山講習ですでに疲れていたので、さすがにぐったりしてしまったが、スタッフの真剣さと楽しそうに講習を受けてくれたことが印象的である。アクティビティーというプログラムを提供するスタッフが中心だったことも一因だろう。彼らの多くはたまたま仕事でオリエンテーリングとつきあいができた訳だが、その熱意はなまじのオリエンティアよりも遙かに高い。
ここでは年間1000人以上の高校生がオリエンテーリングを体験する。残念ながら、インカレ表彰式のインタビューで、「ルスツでオリエンテーリングを体験して楽しかったので、大学で始めました」という声をまだ聞いていないが、そんな日もいつかは訪れそうな気がする。もちろんそのための仕掛けづくりは彼らの仕事ではなく、こちらの任務なのだが。
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