オリエンテーリングの地図
古今書院から、「地理」4月号がどっさり届いた。地理教員や地理教育研究者を主たる対象とするこの雑誌から、「オリエンテーリングと地図」という特集を組めないかと相談されたのは、4ヶ月ほど前のことだった。地理教育に携わる人の多くが目にするこの雑誌に、頼みもしないのに特集が企画されること自体、大歓迎であった。執筆者は、僕以外はすべて地理学を専門とする教員や大学研究者である。しかも、カラー口絵が4pもあって、地図や写真も掲載し放題。オリエンテーリング地図の素晴らしさや特徴を余すことなく伝えられる。
1200円と、やや値は張るが、それだけの価値のある一冊に仕上がった。もうすぐ書店に並ぶだろう。
表紙は、愛知の世界選手権で昭和の森を走る選手。バックはフィンランドの世界選手権。この地図の繊細さは、地理関係者なら目を見張るだろう。
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コメント
こんな雑誌があったとは!これはMust haveだなあ。一般書店にあるのかな?どっさり届いたのなら、一部譲ってください。
投稿: Tac | 2010/03/27 05:47
ほんと。内容も編集者の趣味なのか、本気なのか分からないようなコアな内容です。オリエンティアが見ても、地理教育者が見ても楽しめますよ。タック、一冊キープしておきますね。
投稿: shin | 2010/03/27 22:20