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2009/09/26

世界チャンピオンになるためにここに来た

 トレイルオリエンテーリングの世界選手権入賞報告会に出席した。一日目トップになったが二日目にふるわず4位になった田代君、2日目に順位を上げて見事3位のメダルをとった木村君、いずれの挨拶も迫力があった。 田代は、2006年のフィンランドで尚宏(山口)が6位入賞した時から、世界チャンピオンになると決めて、本格的に日本代表選手を目指した。日本はそ2005年から、ほとんどの年で誰かが入賞している。柔道の日本代表が、日本代表になったら世界選手権や五輪でメダルをねらえると思えるように、トレイルオリエンテーリングの日本代表も今やそのレベルにいる。田代もまたそう思い、大会へも「世界チャンピオンになるためにここに来たんだ」と思っていた。初日に首位にたった時にも、これは当然の結果だと冷静に受け止めていた。二日目に成績がふるわなかったのも、メンタル面で崩れたとかではなく、ただ実力が及ばなかっただけのようだ。 「オリエンテーリングで日本に初めて金メダルを持ち帰るのは自分だ!」田代はこの報告会の席上でそう宣言した。そしてその言葉がごく自然に出せることに、自分でも驚いているという。それだけの準備をし、また結果を伴わせたものだからこそ言える。

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▲世界選手権4位の田代(左)と3位の木村(右)。

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