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2009/07/02

女性は地図が・・・その後

 前回のブログ記事には数人から個人的な反応をもらった。
コンパス利用について、なかなか習得が進まない点について、Kさんは「俺もオリエンテーリングを始めてから本気になるまでコンパスを持ってはいたがブラブラさせていましたもちろんサムリーディングもやっていませんでした。本気度合いが上がりやっとコンパスの重要性がわかってきました(いまだにヘボィが)」というコメントも寄せた。だから、通常の山登りならなおさら、コンパスの重要性を認識していないだろうということだ。
 一般論的にいえばまさにそのとおり。ただ不思議なのはなぜ重要性を認識できないのだろう、ということだ。山にいけば地図にない道でその選択に迷う、現在地がどこだが不安になる。そうすれば必然的にコンパスで現在地を絞り込む必要がでる。長年の地図利用経験からは、確実にそう実感できるはずだ。コンパスの重要性を認識していないとは、結局のところ、ルート維持や現在地把握の必要性を意識していないということなのだろう。
 Tさんは「女性は地図を読めないんじゃなくて読まない、読む機会が少なかったのでは?とも思いました。登山に行けば、体力的にもリードする男性が先頭に立ち、地図を読む傾向にあり、女性は後についてくだけ。そんな印象。」これは多くの人が共有する印象だけれど、少なくとも習得レベルから言えば、男女差はなく、さらに女性も経験年数によって成績が向上している点では変わらない。印象と現実は実はずれているのかもしれない。それとも女性の学習能力が高いため、少ない機会で読図を習得しているという可能性もなきにしもあらずだ。講習会をすると、積極的な女性は少なくないから。

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