これぞコンパス
IOFのイベントアドバイザーのクリニックの最終日、参加者一人一人が中国の連盟から修了証をもらった。僕も中国協会と香港協会から記念の品をもらった。中国オリエンテーリング協会がくれたのが、「司南」つまりはコンパスの原型になったスプーンである。前に読んだ本では、水の上に浮かべと書いてあった気がするが、これはニッケルコバルト製のスプーンを方形の台の上に載せると、必ず柄の部分が南を指すようになっている。
ほぼ2000年前に発明されたそうだ。中国では基本的には占いの道具で、航海の道具として使われたことはないようだが、コンパスの原型であることには間違いない。ナヴィゲーションの指南役としては、何かと話題作りに使えそうな一品である。今度の講習会には、「こんなコンパスもあります」と紹介してみよう。
「横綱」みたいに、これを使っても負けない選手は文字通り「司南」とかね。
▲中国の会長さんから司南をいただく
▲これがコンパスの原型。柄の部分が南を指している。
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