安息の地
いつかはIOFの理事になるべきだろうと思っていたが、まだそれが現実的ではなかった2000年に、僕をIOF理事として強く推薦してくれたのは香港の友人たちだった。その後もその仕事を評価するとともに、一緒にアジア地区のオリエンテーリングの発展に対して仕事をしてきたのも彼らだった。数々のジュニアのトレーニングキャンプ、そしてAPOCなどで彼らと協同作業を行なってきた。そのいずれもが達成感に満ちた楽しい仕事だった。中国の台頭は独立してあっただろうが、彼らとの協同作業がなければ、アジアのオリエンテーリングは少し違ったものになっていたかもしれない。 今回の、中国で3日間英語で講義と演習を行なうというIOFのイベントアドバイザークリニックを担当した。準備は多くの時間とエネルギーを費やすものだったが、彼らとの協同作業だと思うと、あまり苦にもならなかった。クリニックも2日間が終わった。さすがにくたくたになった。しかし、演習で鋭い意見や視点を提供できる若い参加者を発見すると、苦労が報われる。ハードな日程にもかかわらず、香港と中国はまたしても安息の地であった。
▲まじめに講習&演習
▲夜にはちゃんとオフ・タイム
▲日本から参加した船橋さんもがんばってます
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