« 整置の難しさ | トップページ | 読図・ナヴィゲーション講習会等 »

2009/04/22

笑えない話

昨日は、大学の体育教員の飲み会だった。隣に座ったのは、非常勤をしてくれている中国人女性で、太極拳を教えている。本国ではチャンピオンにもなった達人だ。

 日本の太極拳はどうでした?と聞くと「型がきちんとしています」という。「脚の角度が**度、手は何cmくらい出して、・・・」そんな細かいことを気にして入るんですよ、と笑っていた。

「太極拳というのは武術ですから、型ができていても、本質的なところができていないと意味がない。でも日本人はすごく細かいところにこだわる」ということだった。たとえ、動作を言葉や視範で習っても、その本質をそこから抽出するのはすごく難しい。最近日本でもレベルがあがってきたので、ようやく動きの本質が理解されてきたようになったのだという。

 オリエンテーリングの技術、コンパスの使い方、コースの組み方。かつてはオリエンテーリングでも同じようなことはあったし、今でも全国津津うらうら、オリエンテーリングの本質が伝わっているとは言えない。人のことは笑えない。

|

« 整置の難しさ | トップページ | 読図・ナヴィゲーション講習会等 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 笑えない話:

« 整置の難しさ | トップページ | 読図・ナヴィゲーション講習会等 »