息抜き
指導教官をしていた学生の結婚式に呼ばれた。もっとも指導教官をしていたのは15年近くも前の話なので、付き合いはむしろ社会人になってから、所属するサッカー部のメンタルマネージメントを指導したり、社会人入学で大学院を受験する時にアドバイスしたりしたことの方が多い。
大学入学当初は「不本意入学組」の一人だったと式の挨拶でも本人が語っていたが、卒業時には立派な卒論を残し、就職後も人事でままならない市役所にあっても生涯スポーツとしてのサッカー普及を目指し、つい最近も「元祖サッカーの街・サッカーを通しての街作りプラン」をまとめたばかりだ。
僕の生活パターンを最もよく知る学生だけに、結婚式に呼ぶ時も「息抜きのつもりで来てください」と言われた。大学のサッカー部時代にもメンタルマネージメントを手伝っていたので、その顧問教官や同級生、また彼のゼミの同級生(つまりは僕のゼミ生だ)とも話が弾んで、楽しいひとときが過ごせた。
市役所サッカー部時代の監督が挨拶にやってきた。「先生、オリエンテーリングっていうのはどんな条件のところでできるのでしょうか?」と聞く。商業観光課で山間部の振興を担当しているのだ。「あ、それなら最近はトレイルランニングっていううってつけのスポーツがあります。オリエンテーリングの大規模版もいいですね」「じゃあ、また改めて連絡いたします。」ああ、ここでも仕事のネタを作ってしまった。
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