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2009/01/23

読図セミナー

 モンベルの知り合いに依頼されて旅行業者のツアー登山のためのセミナーの講師をした。ツアー登山の問題点がいろいろと指摘されているが、業界もそれは対応すべき重大な問題と考えているらしく、このセミナーも26回を数えるという。この日は前半が長野県の山岳施設の人が、熱中症や低体温症の対処と骨折時のファーストエイドについての実習を交えた講義を行なった。旅行業者ではないが、ロゲイニングや登山の最中に、何時自分が事故現場に出会わないとは限らない。かつてオリエンテーリングで一緒に走ってた選手が枝を太腿に刺して出血した時にも、冷静なつもりでも、止血まがいのことをするのが精一杯で、負傷者を適当な場所に移動させたり、出血の様子を確認することもできなかった(縫う必要はあったが、おさえなくても出血が止まる程度の傷だった)。実習じゃあ、のんびりやったが、山に入るとなかなか冷静にはできないんだろうな。
 僕の持ち時間は90分。等高線の読解を中心にしたが、それでも時間はたりない。現在地把握の地図読み演習では、前列にいたいかにも若手山岳関係者といった感じの人に回答を求めたが、意外に読み取りができていなかった。尾根線・谷線の読み取りは、いかにも事務系のお姉さんにあてたところ、壊滅的であった。ウーム。

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