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2008/12/31

香港アウトドア事情

 30日の夜は旧友のパトリックと食事をした。新妻のヒルダも一緒で、二人とも幸せそうだった。2月末に行なうロゲイニングの準備で忙しく、中国に一緒にいけなかった代わりにこの日のご馳走というわけだ。話は必然的にロゲイニングとかトレイルランニングの話になる。
 日本ではトレイルランニングはブームといっていいほどの人気だが、香港でも事情はほとんど同じらしい、先日彼らが出た30kmのレースは参加が3000人。1kmほどロードだが、その後トレイルに入る。そこで30分もの渋滞が発生するあたりは日本と事情は変わらない。もともと香港は100kmのマクレホーストレイルというのがあって、そこを4人組で完歩するトレイルウォーカーというチャリティーイベントが毎年11月に行なわれている。トップは14時間くらいだから、はせつねほどではないにしても、間違いなく走っている。
 ロゲイニングも行なわれている。主催はオリエンテーリング協会とAYP(英語だと今ひとつ意味がとりにくいが感じでは香港青年奨励計画とある)で、600人ほどの参加者がある。24時間ロゲイニングは準備が大変なので2年おきなのだそうだが、それ以外の年も8時間ロゲイニングは毎年行なっている。
 香港というとショッピングや中華料理、高層ビルというイメージが大半を占めるだろうが、その実、地域の30%を越える場所が自然公園に指定されている。イギリス統治の伝統によるものだろうが、ハイキングも盛んでファシリティーや道標もしっかりしている。オリエンテーリングも中高生のレベルでは多くの活動者がいるが、それ以上の年齢の参加が少ない。ロゲイニングでは、より長距離を移動できる、読図がオリエンテーリングほど難しくないといった理由から、2/3の参加者がオリエンテーリング以外のアウトドア活動者から来るらしい。比率に至るまでの事情も全く似ているのが面白い。
 彼らの24時間ロゲイニング(8時間もあり)は2009年の2月28日から3月1日の週末にかけて。+αも多い香港でのロゲイニングも楽しいはず。
興味ある方は、
http://ayp.org.hk/rogaine24/index-eng.html
または、村越までehsmura■ipc.shizuoka.ac.jp ■=@

Simg_1812

▲ロゲイニングが行なわれるランタオ島の最高峰ランタオ(鳳凰)山

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