中国の100mオリエンテーリング
中国ではポピュラーになりつつある、100mオリエンテーリングを初体験した。公園などのおよそ100m四方の場所に柵が設けられ、そこかしこに置かれたコントロールの中で正しいコントロールを採りながら回る一種のポイントオリエンテーリングだ。地図のスケールは1:750。男子エリートの場合、8人4組の予選があり、各組4名が準決勝に進める。予選と準決勝の間に、コースやコントロール位置の手直しがあり、2組の準決勝の上位4名づつが決勝に進める。各組の選手はいずれも同時スタートなので、男子エリートは見ていてもなかなかの迫力である。
初めてではあったが、大して難しくないだろうとたかをくくっていたが、1番コントロールで距離感が狂い、地図表記にも慣れず、大きく遅れをとった。結果は6位。準決勝にも進めなかった。3組にいたペローラは大きなミスをしていたが、4位で準決勝に通過。運も大きい。女子だとエリートでも探し回っても予選は楽に通過しているし、その他のクラスでは右往左往して、公園のたかだか400mに10分以上もかかっているオリエンティアもざらだ。
運やゲーム的要素が強いとは言え、初心者にとってもエリートにとっても整置を崩さず素早く次のコントロールに向かう方向を取る練習にはうって付け出し、普段のオリエンテーリングではない闘争心の練習にもなりそうだ。日本でも、是非どこかの大会の会場(校庭)などでやってみたいものだ。
▲少し高いところから見ると、選手があっちこっちに走り回っているのが面白い。
▲共通のコントロールだとパンチの取り合いになる。スケートのショートトラックのように迫力がある
▲一般クラスでは、全くのカオス状態!
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