奥武蔵ドキドキトレイルランニング
若い女性と奥武蔵ぐるり一周トレイルランニング。前の晩は、ハセツネの前のようにドキドキしてしまった。
しかしその相手が鈴木博子ちゃんであれば、ドキドキの意味も違ってくる。彼女は言わずとしれた女子トレイルランニング界のトップレーサーで、特に長距離のレースを得意としている。ハセツネでも西原峠付近で抜かされた後はずるずると引き離された。最後までついていけるだろうか。しかも、今回の後半は登山地図で破線の分かりにくいトレイルであり、地図読みが苦手な彼女に地図読みを教えながらのランニングである。最後までその任を全うできるだろうか。その不安がドキドキの大きな部分を占めていたに違いない。
前半は、地図読みのポイントを話しながら、軽快に走っていった。顔振峠で芝やんに追いついて、中盤は3人でのランニングになった。高麗をスタートし、伊豆ケ岳をとおり反時計回りに奥武蔵を一周するコースは、後半、地図で見ても小さなピークが多いが、実際にはそれ以上のアップダウンがある。
子の権現では低血糖でダウン寸前。摂取カロリーが少なすぎた。土産物屋で大福を5個買って3人で分ける。これで復活して後半へ。芝やんは膝の痛みのため前坂から吾野に降りてしまったが、私たちはそのまま大高山と天覚山まで脚を伸ばした。そこでエスケープするかどうかしばし悩んだが、多峯主は無理にしてもせっかくだから自分の脚で高麗まで走ることにした。自分でもスロースターターという彼女、「この程度の傾斜になったら、前半は歩いたじゃないか!」ってところでもすたすた走っていく。下りも苦手だというが、脚さばきは悪くない。
地図読みのポイントを少しばかりは掴んでくれたかな?お返しに、僕は刺激と奥武蔵一周という達成感をもらった。一人だったら間違いなく途中でエスケープしていただろう。
(こんなタイトルをつけると、また変なトラックバックが着くので、トラバ禁止にしておこう)
関八州見晴台にて。まだまだ元気
わかりにくい分岐で、しばし読図レッスン
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