第三回三河高原トレイルランニングレース
2005年に開催されたオリエンテーリング世界選手権の地図調査で三河高原の森を知り尽くした。調査が終わる夕暮れに、しばしばその森をジョギングし、癒された。こんな素晴らしいトレイルを、自分だけでなく多くの人に楽しんでもらいたい。世界選手権の最中から、そんな構想が頭の中にできあがっていた。初回から500名以上の参加を得て、今や第三回。コースの楽しさや20km程度という気軽に出られる距離も幸いして、毎年参加してくれる人も増え、1000人規模のイベントとなった。コースは運営上の問題や地元交渉の問題で毎回変更を余儀なくされたが、それも落ち着いた。今回は準備段階でも、口を出す場面はほとんど無かった。スタートと表彰式の役割は与えられていたが、その間はフリー。コースの様子確認と称して、参加者とともにコースを走ってみた。レースで走る三河の森は、一層刺激的で、改めて惚れ直した。
6名ほどの人が蜂に刺されるアクシデントがあり、ポイズンリムーバーの用意がないという不備もあったが、運営は全般にスムースだった。このイベントがここまで育つ過程に関与することができたことを誇りに思うと同時に、そろそろ自分が手を離すべき時期なのかとも思った。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント