チェコ便り(6)
16日のプレセミナーの午後は、トレイルOの世界選手権が行なわれている会場のそばで、IOFの理事や総会参加者、メディアのためのVIPレースが行なわれた。総会の時に、わざわざレースの場が設定されるのが、オリエンテーリングらしい。レースは社交の場だが、連盟の事務局員に若い世代がデリゲートとして来ているので、意外と熾烈な争いになる。僕も98年のポルトガルのシントラで個人、2000年はチームで優勝したが、その後はなかなか勝てない。今年は、ノルウェーのホバート(90年代前半のノルウェーエリートでワールドカップでは優勝経験もある)が地図委員会の委員長として、99年の世界チャンピオンのビョルナーがノルウェーのデリゲートとしてきているので、マスターズのM35-40に匹敵する熾烈なレースだ。フィンランドの事務局長ミッコも侮れない。
レース前のトレイルOの表彰式では、旧友のシャロン・クロフォード(USA)に久しぶりにあった。彼女は、39歳の時に世界選手権で39位になっているが、その後スキーOに出たりしていたが、最近は「歳をとったので」トレイルOを始めたのだそうだ。「あとはMTBだけだね」というと、「アメリカではMTBやっている人はみんなアドベンチャーレースにいっちゃうんだ」といっていた。
▲シャロンと、10年ぶり?の遭遇
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