前期入試が終わった。センター試験を含む入試は少なくない国立大学でミスを出し、中には数年前の山形大学のように、受験生に億単位の慰謝料?を払った大学もある。どこかの大学ではミスを隠して、責任者が懲戒処分になっている。その多くが、センター試験得点の比重や合計のミスによるものだ。委員会でのチェックを全て終えても、学部での会議の前の晩、不安になってもう一度得点を見直したりもした。何度チェックをしても、不安はぬぐえない。それまでやったことを振り返り、やるべきことは全てやったと、何度も自分を納得させた。
その気分は世界選手権のレースを前日に控えた時に似ていた。あの時も、何度もチェックを積み重ね、レース不成立を出したら、世界選手権初めてのできごとになるかな、なんてことも思ったりした。それももう懐かしいほど前のことになってしまった。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント