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2008/03/24

動きを考える

23日は、日本オリエンテーリング協会主催・日本山岳協会後援で、静岡で読図講習会を行った。少し前にプライベートに講習会をしてしまった関係か、受講者は10名と、定員の半分だったが、その分講習はやりやすかったし、受講者の満足度も高かったようだ。

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 いつもながら、地図からのナヴィゲーションのために必要な情報を読み取る作業が難しいということには、驚かされる。屋内の講義でも、「地形との関係」「方向」の読み取りと確認が重要であることを口を酸っぱくしていったのだが、それを読み切れていないで、「一本道をいく」程度の読み取りで済ませている。実際の山の中の道は地図にあるように一本ではなく、獣道が別れていたり、曖昧になっていたりする。その時手がかりになるのが、上のような情報なので。これは実際に歩いてもらい、後でのその場所のビデオを見てもらうことで、いい教訓にはなったかもしれない。事前のプランを、たとえ不完全でも書いてもらうことはそういう意味でも、いい気づきの場になる。

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 講習後は宮内と、クライミングジムにいった。車は彼女に運転させて、僕は走っていった。

 ただ登るだけでなく、ビデオを撮りながら、お互いの動きを比べながら、あそこはいい、ここは改善の余地があると話ながらのクライミングは楽しい。もともと動きをイメージしたり、それにあった動きをする事は苦手な方なだが、こうやってビデオで見、またエキスパートである宮内にポイントを指摘してもらうと、動きに対する感覚が高まるのが分かる。実際、前回一緒に行った時よりも、はるかにムーブはよくなっていた(東さんの本を読んでいったせいもあるが)。

 身体を使い込んで、久しぶりの心身リフレッシュ。やっぱり新しい刺激は常に受けていないと。

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