誤算
インターハイの調査で村山口に入っている。たのう君、西尾さんという静岡屈指のメンバーで分割したので、楽勝と思っていたが、意外と手こずっている。よくよく地図を見れば、かなりの範囲を受け持ったのも原因だが、誤算だったのは、南側の中央の等高線が計曲線の高さも含めて、かなりいい加減だったことだ。よくこんな地図をWCのトレーニングマップとして出したよな。さらに難物だったのは、ロブが南に付け足した範囲のところで計曲線をいい加減に処理していたため、あちこちで計曲線が合わなくなってしまい、それを合わせるために高度計まで持ち出す始末。
自分でも予期していなかったのは、世界選手権の調査ですっかり丁寧な調査が身にしみてしまったことだ。手抜きしよう、ここはいい加減にはしょろうと思っても、どうしても目がとらえ、手が動いてしまう。これも、意外に時間が掛かった大きな要因であった。
今日も、朝から敗色が濃かったが、やっぱり、半日分残ってしまった。久しぶりの休日のはずが・・・。世界選手権以来久しぶりのまとまった調査となった。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
同じ趣旨のことは、選手の側からも、世界一のナビゲーター:ティエリージョルジョがワールドOtvのインタビューで語っているよね。後戻りできないからこそ、地図の作り手に対するきちんとした評価システムを確立させる必要がある。今日、インカレの表彰式で私が語ったのは、まさにこの趣旨です。
投稿: やまかわ | 2008/03/10 00:21
そう、素晴らしいスキルに対する評価を確立することは重要。そしてそれが経済的な面においても評価されないと、システムとして確立しないね。
ただ、ビジネスとしては難しいところだ。ホンダはF1で素晴らしい技術力を築き上げたけれど、F1を売っている訳じゃない。技術を活かして一般の人も買える車も作っているわけだ。
投稿: shin | 2008/03/18 16:10