北国の休日(?)
北海道オリエンテーリング協会が、道の体育協会に加盟した。講習会開催の補助が出るというので、呼ばれて講習会を行なってきた。北大生7名も含めた15名の参加者に最近のオリエンテーリングの状況や普及・指導にあたっての留意点などを講習した。感想を聞く時間はなかったが、それなりのインパクトはあったのではないかと思う。特に中高生の修学旅行の時の指導員という職務でオリエンテーリングを指導するルスツリゾートの二人は、オリエンテーリングの経験でいえば、大学1年生にも満たないだろうが、指導のポイントは掴んでいるし、質問への的を射た回答もさすがと思えた。
講習は順調だったが、帰りの便が東京の降雪で大混乱していた。昼過ぎにニュースで東京の状況を掴んでいた山田君が、運行状況を調べて、定刻に飛べる見込みのないこと、便が間引かれて最悪今日中には帰れない可能性もあることを教えてくれた。
明日何もないなら無理もしないが、入試関係の作業がある。入試委員長がでれないのでは格好がつかない。ここは山田君に甘えるしかなかった。
どうやら名古屋便は飛んでいるらしく、空席もあるようだった。金に糸目をつけなければ、名古屋に飛べば、最終の清水行きのリムジンに乗れる。「こういう時は身体はって粘るしかないんです」東京との往復で何度も苦い経験をしているであろう山田君は、講習のサポートの仕事を中断して、空港に行き、名古屋便とキャンセル待ち行列に並ぶという両方の可能性を追求してくれた。
18:50の名古屋便はとれたという連絡があった。多分30分遅れだろうということで、講習後も少し歓談して、のんびり空港に向かっていると、山田君から連絡が入った。18:00の東京便が18:35出発予定で、そのキャンセルが取れたという。それを逃すとキャンセル待ち番号が800番とかで、今日の帰京はない。空港まであと10分少々。18:20には着けるとすればぎりぎりだ。送ってくれた受講者の人がそれを聞いて、軽トラをとばしてくれた。空港到着18:20。ぎりぎりセーフ。無事荷物も預けることができ、ゲートへ。ちょうど、ゲートが開いて、機内への行列が動き始めたタイミングだった。気分は80日間世界一周である。
結局、羽田は混雑が続き、予定1時間15分の飛行時間は1:30以上かかった。おかげで最終のひかりには乗れず、最終のこだまで予定より1時間遅れで帰宅。とにかくその日のうちには帰ってこれた。
北海道では、いつも山田君に迷惑をかけっぱなし。山田君ありがとう!
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コメント
お疲れ様です。この寒い中、また坊主頭ですか、風邪引かないでくださいね。でも年々お似合いになってきてますね。
投稿: rika | 2008/02/07 12:02
いえ、お疲れ様は山田君でした。
髪の毛なくなって、頭すっきりですよ。
投稿: shin | 2008/02/07 15:42
おつかれさまでした。
村越さんも休日を犠牲にして来てくれてるわけで、渡世人のワタクシとしてはできる限りの義理を果たさせていただいたまでです。
「義理と人情ハカリにかけりゃ、義理が重たいオリエンの世界・・」村越親分の背中の紋紋(等高線)もプロジェクターに照らされてそう語っておられました。
しかし、オリエンティアはネタ好きですなぁ・・。
投稿: しゃちょー | 2008/02/07 17:45