ワンゲル部と読図講習
読図ワークブックのテキストとしての価値を確認し、またそれを使ってどんな読図講習ができるかを検討するため、山岳部とワンゲルにビラを配ったら、ワンゲル部の3人が講習を受けたいと希望してきた。11月末に屋外でテストをしてみると、さすがワンゲルだけあって、大きな尾根・谷は分かっているが、細部の詰めが甘い。
その後読図ワークブックをテキストにして屋内講習を行なって、問題だと思われる部分のトレーニングを積んでいる。今日はその3回目。ある程度現在地把握が可能な彼らでも、尾根・谷を間違えて判断したり、谷から谷へのラインが尾根を横切っているのに気づかなかったりすることもある。熱心に、そして楽しそうに受講してくれる彼らを見ていると、こちらもやりがいがある。彼らが読図講習のアシスタントを務められるくらいなれば、それは僕にとっても彼らにとっても、またその受講生にとっても有意義なことになるだろう。
悩みながら尾根線を記入するワンゲル部の学生
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