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2007/11/15

世界一やさしい問題解決の授業

今年6月に発行されて3ヶ月のうちに10刷りまでいった「世界一やさしい問題解決の授業」(渡辺健介)という本を読んだ。世界最高峰のコンサルティング会社マッキンゼーで教えている問題解決の方法を中学生にも分かるように解説した本だ。

 その中で、キノコちゃんが作った中学生バンドが体育館でコンサートをやったが3回やっても観客15名「どうして、もっと観客が集まらないの!今度は体育館を満杯にして!」とキノコちゃんが、仲間のナスビ君とハンペン君に命じる。ではそのために何をすればいいのかという例題が載っている。体育館のコンサートに来ない人は3つに分類できる。①コンサートを知らない人、②コンサートは知っているが来ない人、③コンサートに一度は来たがリピートしない人。それぞれの人がコンサートに来ない原因は何で、それを取り除くにはどうしたらいいか?

 これって、そのままオリエンテーリングの普及を考える上で使えるじゃない!

 本当は社会調査が必要なのだろうが、大雑把に考えて、①は意外と少ないのではないか(昔よりも増えているが)、②が多そう。③も無視できない。③についてはちょうど先月の指導員講習会でブレーンストーミングしたばかりだった。②についても、先月の朝霧ロゲインの際、「やってみて面白さが分かるみたいですね」という指摘を受けた。マスメディアに流れにくい、また目にする機会の少ないオリエンテーリングはなかなか②へのアプローチは手強そうだが、②が多いとすれば、問題は随分シンプルになる。

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