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2007/09/07

研究棟が建つ

読図ワークブックがいよいよ発行された。編著も含めて本を出すのはこれで10冊目?だが、何冊だしても、苦労した本が形になるのを見るのは嬉しいものだ。構想は楽しい。文章を書くのも暇つぶしにいい。だが、人様に見せる形に仕上げるのは、修行にも似ている。少なくとも通しで10回以上は読む。部分の推敲を含めたら数十回は読んでいるだろう。今回は、とりあえず入れておいたウォ地図からダウンロードした地図を元に問題を作成し、あとで市販の地形図に差し替えたら、記載されている情報が古くて問題を作り直し、なんている場面もあった。図版が多いと、編集者とのやりとりの中でもトラブルが起こりやすく、あの図版がないとか、解像度がおかしいとか、別の図版が入っていたりと、最後までやきもきもした。

 モニター募集にもあっという間に20人も集まったのだから、人気が出ること間違いなし(口の悪いアシスタントは「買いたい人は皆モニターになっちゃったんじゃないですか」というが)。DSばりに売れて、川島隆太みたいに研究棟が建つというのが、妄想なんだが・・・

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