酷暑の中で戦うトップ選手たちを、コーチングゾーンでずっと見ていた。選手を待つコーチたちの緊迫した雰囲気と、選手が来た時に水を出しだしたり、身体を冷やしてやるあわただしい動きは、F1のピットインを思わせる。中にはその場で棄権する選手もいるが、それもまたレースの過酷さを如実に伝えてくれる。 刺激を受けた。昨年までは、少なくともその瞬間だけは「自分にそういうオリエンテーリングができるのではないか」という期待とモティベーションがわき起こった。選手としての展望のない今、そういう高揚はなかった。 新たな寄り道を探す時が来たようだ。 
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