宿題
十数回にわたる世界選手権、あるいはワールドカップの帰途、終わったばかりの世界選手権を振り返り、新たな宿題を与えられた思いで帰らなかったことは、ほとんど無かった。しかし、今回ほど幅広い宿題をどっさりと出された世界選手権はない。
アジア地区の動きはテンポを速めつつある。地域選手権の開催、スキーOの冬季アジア大会入り、フットOも含めたアジア全体の発展、いずれも国際的なスポーツを目指すオリエンテーリングにとって、避けて通れない課題だ。
その一方で、初めてチームから離れて客観的に眺めてみた強化体制についても、宿題は山ほどある。この1年ほど、選手のフラストレーションに対して何もできない自分を、JOAの専務理事というよりも一人の先輩として申し訳なく思ってきたが、同時に選手の動きにも物足りないものを感じていた。悪者探しではなく、システマティックにこの問題を解決しなければならない。
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