東海自然歩道へ
もう10年近くも前に学生と実習で歩いた東海自然歩道の身延線「井出」から徳間、奥山、田代峠を経て、大平に降りてくるルートをたどってみた。清水からMTBでスタートし、山道は担いだ。静岡県内の東海自然歩道は、天子が岳を越えてしまうと、随所に長い舗装道路歩きがあって、「自然歩道」とは名ばかりの部分が少なくない。徳間から奥山までもその一つであるが、その先の田代峠直下の雰囲気は悪くない。フォッサマグナの大断層によって出来た急斜面の山稜の裾を渓流沿いにあがっていくと、1000mを越える峠に近くなって緩やかな斜面が広がり、急斜面の山の多い静岡県中部には珍しい緩やかな山道歩きが、短い区間だが楽しめる。
田代峠を越えてしばらく下ると、清水方向にまっすぐ伸びた興津川の谷間の先に我が家のある三保半島が望める。85kmで正味5時間。トレーニングとしては久しぶりの量だった。箱根に向けて、少しづつ身体を慣らしていかないとね。
田代峠そばより清水の街を望む。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント