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2005/12/31

東京へ

休養と気晴らしを兼ねて、東京まで自転車でいくことにした。静岡に引っ越してから、一度はやってみたかったチャレンジだ。日常生活では、なかなかその時間をとることが億劫で、今年のように、精神的に少し休養が必要かなというときにはちょうどいい。

 富士山アウトドアマップを作成している宮内に車を貸して富士まで送ってもらった後、国道1号に沿って東京に向かう。風もなく暖かく、三島まではルンルン気分。三島からは箱根峠まで約850mの登り。前にもマラニックで登ったことがあったが、自転車のほうが辛い。おまけに旧道を登ろうとして道を間違え、約30分、登りにしたら150mはロスしただろうか。そのロスを差し引くと、予定通り90分で箱根峠まであがった。すでに16:30を回っていた。早く降りないと、日が暮れてしまう。

 峠のコンビニで暖かいものを食べ、小田原までのくだり。実は登りよりもこのくだりのほうが辛いと思っていたのだが、寒くて辛かったのは最初の15分くらい。安曇野のときほどではなかった。凍結を気になったので、ゆっくり下る。

 小田原からは、ひたすら国道1号を藤沢を目指す。途中がたいのいいロードレーサーの兄ちゃんと競いあって、かなり消耗してしまった。最後はあちこち痛みが出て、なんとか藤沢にたどりついた。そりゃあそうだ。6時間の運動したのって、安曇野以来だから。

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2005/12/29

倒れる

全日本リレーで最速タイムをたたき出した(プランナー山川いわく、「一番短いコース」。それで悔しくてラップと組み合わせ表を取り寄せたぜ。)反動が、翌日に来た。リレーの日は、作手のロゲイン・トレイルランの打ち合わせのため、豊橋に泊まった。疲れてはいたが、休養は十分のはず。実際朝からばりばり仕事して、「賤機山ハイキングコース・ナヴィゲーション・チュートリアル」を書き上げて、待ち合わせのため飯田線にのった。突然襲う頭の不調。気力と考える力が失せ、自分が今どこにいるのか、理性を働かせないと分からない状態になった。その日の夕方の打ち合わせ中には、とうとう頭痛とともに、机の上につっぷしてしまい、救急車で運ばれる始末。

 CTをとって、翌々日にはMRIまでとっても、異常なし。気になっていた首のレントゲンもとってもらったが、これも歳相応の状況だというだけ。大学の保健管理センターの内科医にも相談したが、血圧のチェックを数日して、結局これも「多少低めですね」という程度。

 この週は、疲れがいっきに出たのか、思考もネガティブになり、言語的ラベルを張れないネガティブな感情が頭の中に渦巻くようになって、何もする気も起きなくなった。前々から「うつ」を疑っていたが、これは絶対にうつの初期症状だろうと、いろいろなホームページをチェックすると、問診項目がかなりの率で当てはまる。

 週末が3連休なのをいいことに、「薬だと思って」我慢してだらだらすごす。子どもとも遊んで、笑って、研究もオリエンテーリングのこともできるだけ考えないようにして、だいぶ回復した。

 確かに、ここ1年は仕事は普通にしている上に週末は世界選手権の準備。ほとんど休みなしにやってきたことは確か。だが、一番思い当たることは世界選手権に出場しなかったこと。2004年は代表に漏れ、05年はもちろん代表になりようもなかった。世界選手権も確かにストレスには違いないし、身体的にはかなり追い込むことが要求される。でも、いってしまえば、日常のことも研究のことも忘れて、レースのことだけに集中することができる。結局精神的にはそれがいい休養になっていたのかもしれない。

 ますます、「命がけ」で代表を目ざさなくちゃ、と深刻にならない程度にトレーニングを再開しよ!

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2005/12/19

どん底11月

パスワードを忘れ(本当はアカウント名の間違い)、アップできないうちに11月は終わってしまった。本当に浮き沈みの激しい月だった。第一週末は熱で寝込んだあと、翌週は安曇野アドベンチャー。そこで優勝したのはよかった。おまけにいちばん心配されていた僕が体調万全で、いちばん元気だった。

 でもその分リバウンドが来た。だいたい「体調が悪い」なんていって、徹夜でナヴィゲーションしていたら、不調にならないわけがない。おまけにその週の半ばは三ケ日にある某「のんだくれ民宿」で、卒業生も含めて2時すぎまで飲んでいた。それから2週間は体調が悪い日々が続く。週末もディレクター講習会、福島県30周年、そしてまたディレクター講習会+大阪OLC講演会と、休めない週末が続き、12月に入るころにはクタクタ。

 来春出版のオリエンテーリング本の校正もしなければならず、やむなく筑波を欠席。出ていたら大変なことになっただろうな。

 やっぱり、働きすぎなのかな。1日休みをとると体調も上向く。調子にのっていい感じでトレーニングしていたら、全日本リレー直前の後半はやや体調が下がってきた。前日の夕方ジョグはいい感じだったのだが、当日は朝から頭がもやもや。(このあたりの詳細は村越hp参照)。レース中も頭に全然血液が回ってないよ。

 それでもトップタイム。コースとテレインのせいではあるとは言え、本当に日本代表がすぐ目の前に見えてきてしまったよ。大事なのはあまり精進しすぎないことのようだ。

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