中学校での危険認知の授業
中学校の生徒を対象に危険予知の授業をお手伝いしてきた。家庭科の調理実習場面のイラストを見て(イラストの中には危なっかしことをしている子が沢山でている)、どこが危険かを見つけるKYTシートという教材を使った。
危険を見つけるのはそれほど難しい作業ではない。興味深いのは、その評価(どれがすぐに注意しなければならないくらい危険かを見分ける)作業と、それをグループでまとめさせる活動である。日常生活や授業の中の危なさにはレベルがある。その中には日常的にもすぐ近くに接しているけれど、なんとかやりくりしているものもある。どれもが同じように危ない分けではない。そういう評価ができてはじめて、危険から身を守ることができる。
同じ包丁が描かれていても、それに絵の中の人がどう関わっているかで危険が違う。また、その人がその後何をするかをどう想像するかによっても危険度の評価が異なる。想像ができなければ、危険が見えないことになるし、あんまりとっぴょうしもない想像=妄想をいだいても、適切に危険に対処できない。そのあたりが中学1年生でも、案外難しいのだということがわかり、面白かった。
ただ、自分で振り返ってみて、中学1年生のとき、そんなことが分かっていたかなと思うとかなり怪しい。自分はいつ、危険に対するそういう感覚を身につけたんだろう?
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